●ハチ蜜の森文庫●

ハチ蜜の森キャンドルに関わる書籍を紹介しております

   ■歌集 蜂と花びら 2008.2月更新

  安藤チヨ著 短歌新聞社
    上下巻 各2500円

  移動せんと蜂の帰り待つ夕空を
     蜂と花びらと混じりおり来る

   ウェディングのキャンドル総て   
    手作りし蝋燭屋となる吾子結婚す

 

  山形県朝日連峰の山あいに暮らす
  養蜂家族の生活を綴った歌集です。
  最愛の夫への長い長い弔いの歌集です。
  家族の絆を結い直す歌集のようです。
             (竜二)
             
     ※興味ある方は短歌新聞社   
   

   

■「つるばら村のはちみつ屋さん」 2005.8月更新

茂市久美子著 講談社1400円

 養蜂家で蜜ロウソクも作る主人公ナオシさんのやさしい物語。おかげさまで、今年の春はうれしい季節になりました。
 人気の「つるばら村」シリーズなどの作品でご活躍なさっている作家の茂市久美子さんは、ありがたいことに15年程前に朝日新聞に掲載された私の記事を大切にとっておいて下さり、以前に紹介した「トチノキ村の雑貨屋さん」というお話の一部ヒントにしていただきました。    
 その後、茂市さんのファンでもあるお客様に教えていただいたことをきっかけに、私の蜜ロウソク講座に参加下さったり、この通信「ハチ蜜の森から」もバックナンバーから購読して下さいました。そして、茂市さんが帰郷の折、岩手県で養蜂を営む私の友人でもある藤原誠太さんの蜂場を実際に訪ねたりして、「ちゃぐりん」(家の光協会)という雑誌で連載なさいました。そしてこの春、つるばら村第五弾として、ついにきれいな本になりました。
 出版前に、「原稿を確認して欲しい」と送って下さいましたが、茂市さんの入念な下調べや体験に裏づけられた内容は、空想ではないリアルなハチミツ屋の仕事そして思いを背景にあらわして下さいました。茂市さんの作品はどれも「だから惹かれるんだな」と、納得しました。
 恥ずかしながら私がモデルの主人公のナオシさんは、以前に出されていた「つるばら村のくるみさん」に、橙色の蜜ロウソクとともにも初登場してますし、今後もこのシリーズに登場予定だそうです。楽しみです。
 ※ハチ蜜の森キャンドルでも販売してます。


■ いのち 2004.12月更新

 絵:坪谷令子 文:永六輔
 理論社1500円


 自衛隊のイラク派遣が始まり、阪神淡路大震災の記念日でもある1月17日。待ちに待ったこの本が届きました。表紙をめくると、「花が咲いて 蜂が舞って 蜜を集めて
蜜ろうが生まれて 木や林や森と 美しい水が 紙を産んで そこに坪谷令子さんが筆で祈ってみんなでこの世に贈る絵本です。 永六輔」と紹介されてありました。そして、永さんの命の詩にあわせ、震災を経験した坪谷さんの優しく、あっかい、でも強さを感じる蜜ろう画の絵が、1ページごと心に入り込んできました。
 坪谷さんとは、振り返ると不思議な出会いでした。3年程前に知り合いのシンガー“おーまきちまき”さん達と、よく行くという神戸のインド料理の居酒屋“あしゅん”を訪ねた時のことでした。優しい店主のサキさんと、すてきなお店の雰囲気に、私はすっかり居心地良くなってました。そこに、サキさんやおーまきさんのお友達の坪谷さんがたまたまいらしてたのです。
 神戸に住む坪谷さんは、その頃、めずらしい“蜜ろう画”をやってみたいと思っていた時だったらしく、そこに蜜ろうを扱う私がちょうどよく現れたというわけです。
しばらくして、蜜ろう画がうまくいって、永六輔さんの詩の絵本を出すと連絡があって驚いてしまいました。そして、永六輔さんのアドバイスで、「蜜ろうのことも併せて紹介できるものにしたい」という話になったとおっしゃるのです。まもなく、永六輔さんから励ましのハガキが届き、驚嘆してしまいました。その頃に分かったのですが、坪谷さんは、灰谷健次郎さんの絵本の挿し絵を手掛ける、知る人ぞ知る子供の本の有名な絵書きさんでいらしたのです。
 後日、坪谷さんから本物の絵をいただきました。インスタントな作りの工房の壁がとたんにすてきな雰囲気を醸し出しました。私はお客さんに度々自慢げに説明している次第です。
 10年前の阪神淡路大震災から毎年「リトルライトネットワーク(小さな灯りのつながりで和を)」と題し、山形や宮城の多くの皆さんで、励ましになればと、手作りのロウソクを被災地に送り続けてきました。その世話焼きをさせていただき、振り返ると双方にかけがえのない多くの人と絆が生まれました。その絆がまた人を繋げて下さり、また絆ができることを実感しています。そして、人と人の出会いは、調和し合い何かを生み出せる力があることも知りました。『いのち』を見ていると、そのようなことを改めて感じてしまいます。
 勝手な思い込みですが、なんだか10年の節目に被災地から大きなご褒美をいただいた気がしております。そして繋げ支えていただきました皆様に、あらためて感謝の念を感じております
(2004.12)



■はちみつで元気を手に入れる

別冊家庭画報
世界文化社1000円


 ハチミツブームは今年も健在で、実家のハチミツも在庫が少なくなってきたそうです。
「知れば納得!驚きのはちみつ活用法」とサブタイトルのついた本書は、レシピばかりでなく、健康効果やその使用方法が詳しく説明してあります。ハチミツは、確かに紀元前から内用・外用の薬として用いられていて、私の家でも万能薬として、飲んだり塗ったりしていました。 
心にいい!! 私の蜜ろうキャンドルキットも2ページにわたり紹介していただきました。
ちなみにハチミツは地球一の保存食です。非常袋にはやっぱりミツバチグッズを入れて置かれてはいかがでしょう。 (2004.12)


■「はちみつ」

主婦と生活社 2800円

友人で私の蜜ロウソクも販売下さっているハチミツ専門店「ラベイユ」(東京荻窪/代表白仁田雄二)が手がけた本で、ハチミツを使ったお菓子や料理のレシピ、近ごろのハチミツ事情について分かりやすく紹介してあります。なによりページをめくると、とてもおいしそうな写真の連続でよだれが出てしまいそうです。なんと、私の蜜ロウソクまでおいしそうな写真で大きく紹介していただいております。



■「姉崎一馬の新自然教室」

姉崎一馬著 山と渓谷社1600円

10年前、すぐ近くに越していらした写真家姉崎一馬氏は、季節ごとに子どもを対象にした自然教室をなんと30年前から続けていらっしゃいます。自然教室は今や全国にわんさかありますが、老舗中の老舗といえます。キャンプ中、子ども達はハチ蜜の森キャンドルにも訪れ、蜂や森や蜜ロウの話を聞いていきます。雪と灯りの芸術「スノーランタン作り」のことも含め紹介していただきました。



■「かかしづくりに挑戦しよう」

偕成社 2,800円

体験のできる社会科見学施設を紹介する本に掲載していただきました。つながりやしくみを知ることができ、ハチ蜜の森キャンドルのコンセプトに叶った内容となっています。カラーで見開き2ページで載っています。



■「朝日連峰鳥獣戯談」

無名舎出版  西澤信雄著

私のじいさん安藤利八の山の知恵も紹介されています。



■「トチノキ村の雑貨屋さん」

あすなろ書房 作:茂市久美子

この「トチノキ村の雑貨屋さん(あすなろ書房出版98年)」は、作者の茂市久美子さんが、アメリカの絵本作家タ−シャ・テュ−ダー「暖炉の火のそばで(メディアファクトリー出版96年)」の蜜ロウソク作りや、なんと嬉しい事に、朝日新聞に掲載された私の記事(河村克兵氏92年)などをヒントに創作なさったのだそうです。



■「食農教育」

農山漁村文化協会発行

No,3〜No,8で体験教室などについて執筆連載しておりました。



■「エコミュージアム」

家の光出版 編者:小松光一  安藤竜二共著 2500円

朝日町でも取り組んでいる「エコミュージアム」を、21世紀型の地域おこし手法として紹介している本です。第3章では私も執筆しております。編者の小松光一氏が、地域おこしの従来型手法とエコミュージアムの手法の違いについてこう記してます。「・・・つまり、なんの必然性もないのに開発拠点をでっちあげ、あとは中央からの開発援助金などでむりやりデザインアップし、立派な観光施設をつくり、第3セクターという経営責任の欠落しがちな経営体をつくり運営するのが従来の手法であった。エコミュージアムの方法は、まず、そこに住む住民自らが、自発的に、手持ちの地域資源の価値を発見し、その価値を表現したり活用したりして現在に生かそうというものである。」



■「ブナの森から都会が見える」

山と渓谷社 著者:西澤信雄 1600円

ハチ蜜の森キャンドルから更に30分ほど奥に、『朝日鉱泉ナチュラリストの家』という山小屋があります。そこに主人が綴ったエッセイ集で、朝日関連の自然の豊かさと、山人や登山者の交流、そして朝日連峰という一つの自然を舞台に、人間の関係はどうあるべきかを問いかけています。ビーズファームのエピソードも一つ載っております。本屋さんでご購入下さい。



■「天然素材の生活道具」

小学館 著者:かくまつとむ 1500円

BE-PALで連載されたニッポン天然素材考現学がついに本になりました。



■「ヤマメの学校」

佼成出版社 著者:関口ジュン 1200円

地元、立木小学校の子供たちの、ヤマメをテーマにした活動が絵本になりました。私もちょっとだけ脇役ででております。



■エコミュージアムガイドブック
「みつばち〜朝日岳山麗養蜂の営み」

編著:安藤竜二 送料込み500円

このガイドブックは、平成6年全火災環境問題活動助成を受けて、所属する朝日町エコミュージアム研究会から発行したものです。エコミュージアムというのは、地元を見つめ直し、地元の『個』を知ることにより、自分たちの生活に役立てていこうとするものです。ほとんどが私が取材し、編集したものですが、取材しているうちに私の知らない養蜂を通した町のことが分かりはじめ、家業の養蜂や町のことが益々誇らしくなったことを思い出します。