エコミュージアムワークショップ★あさひまち宝紀行2005

〜話題の朝日町のホタル観察会〜
(7/5.6.10 PM7:30〜9:00)


 この「ホタル観察会」も好評につき今年で3回目の開催となりました。1回目から毎年参加してくださる方もおり、根強い人気のあるワークショップです。今回は、下芦沢地区と最近メダカやホタルの環境づくりに力を入れている高田地区の2ヶ所を訪れました。

ホタルとかじかの住む清流の里 [下芦沢地区] 7月5日 参加者16人
 夕暮れの八時頃、地区公民館前に三々五々集まり、岡崎源吉さん(区長)や佐竹清道さんのお話を聞きました。また、おかあさん達が玉こんにゃくやさくらんぼを振舞ってくださいました。        
 村の中心部を走る清流・芦沢川に流れ入る小足沢川沿いをゆっくり歩く。地区民のふるさとを愛する温かな心づかい、匂うような緑の涼気‥‥。ほの暗い清流の静間に、ゆらゆらとホタルが舞っていました。ふるさとへ帰って来たなとしみじみ思うひと時でした。


ブナが育む眺望とやすらぎの里〔 高 田 区 〕7月6日 参加者27人
この地は宮宿から南西に夜の灯火が見上げられます。初めての訪れや、久方ぶりの帰郷でふり返ると、その夜景やパノラマは懐かしく感じられました。
 真新しい区公民館に、夕刻の八時に集まり、地区の佐竹庄吉さん(区長)や鈴木彬夫さん、関係の皆さんの温かい接待をいただき、手作りの「高田ホタルの里マップ」をもとにホタルの案内していただきました。町内に住まいながら初めて足を運んだという方、浴衣に団扇の娘さん、子供連れの家族も多く、公民館の大広間もいっぱいでした。






 今回の観察会では、ホタルの明滅はやや少なく感じられましたが、生態が時間や天候、自然環境の変化などに微妙に触れることによるようです。
里人や訪ねるひとの心によみがえるホタルの余韻が新たな村づくりと初夏の思い出になりました。


朝日町エコミュージアム